『Résonances』第13号
募集要項・投稿規定
本誌は、東京大学教養学部フランス語・イタリア語部会が発行する査読付き学術誌です。前身の東京大学大学院総合文化研究科フランス語系学生論文集『Résonances』から装いをあらたにして、2019年度からはオープンアクセスの査読誌として再出発を果たしました。
本誌の目的は、東京大学大学院総合文化研究科でひろくフランス語圏の文化(文学・言語・哲学思想・芸術・社会など)に関する研究をおこなう大学院生たちと OBOG の研究者らが狭義の専門研究の範疇に捉われないテーマを論じ、同時にその成果を学外に紹介する場を設けることにあります。専攻紀要とは性格が異なり、学生主体で運営される論文集であるため、フランス語・イタリア語部会所属の教員によっておこなわれる査読過程を除き、編集・刊行のための諸作業への参加が執筆者には義務づけられます。下記の要領で第 13号 (Web版 第3号 2022年11月刊行予定)の原稿を募集しますので奮ってご応募ください。
■ 投稿資格
次に挙げる2つの条件のうち、いずれかに該当する方。
〔論文・翻訳〕
- (1)東京大学大学院総合文化研究科に在籍する博士課程の学生で、ひろくフランス語圏の文化(文学・言語・哲学思想・芸術・社会など)に関する研究をおこなっている方。
- (2)東京大学大学院総合文化研究科の博士課程を修了、単位取得退学あるいは中退した研究者でひろくフランス語圏の文化(文学・言語・哲学思想・芸術・社会など)に関する研究をおこなっている方。ただし、フランス語・イタリア語部会の教員の推薦が必要です。
〔研究ノート・クロニック〕
- (3)上記の(1)(2)に該当する方。
- (4)東京大学大学院総合文化研究科に在籍する修士課程の学生で、ひろくフランス語圏の文化(文学・言語・哲学思想・芸術・社会など)に関する研究をおこなっている方。
■ 部門
論文、研究ノート、クロニック、翻訳の4部門。各部門にどのような原稿が該当するかについては、「『Résonances』の願い」を参照すること。
■ 分量規定
(1)論文
(日本語原稿)16000 字以上 20000 字以内(注を含む)。
別途、あらかじめネイティヴチェックを済ませたフランス語要旨(A4版 1 枚:350 語程度)をつけてください。
(フランス語原稿)4000 語以上 5000 語以内(注を含む)。
別途、日本語要旨(A4版 1 枚:1200 字程度)をつけてください。
執筆者の指導教員がフランス語イタリア語部会に所属していない場合、応募時にその旨をお知らせください。
(2)翻訳
対象はひろくフランス語圏の文化(文学・言語・哲学思想・芸術・社会など)に関する論文、講演原稿とします。
分量の上限は原文で 12000 語までとし、下限はありません。
提出前に原稿の著者・著作権者から翻訳掲載の了承を書面形式で得られることを条件とします。翻訳投稿時にこの書面の写しを添付してください。
単訳・(学生同士の)共訳を問わず、原稿提出の「前」に、他の執筆資格者と内容・形式について読み合わせをおこなったうえで最終稿を作成するものとします。
読み合わせ前に指導教員から投稿許可を得る必要があります。
なお、講演原稿など教員と共訳したものや教員の指導を受けて翻訳したものの掲載も認めます。この場合、他の投稿資格者との読み合わせは必須としません。
翻訳には、最大1200字程度の「解題」を付すことができます。「解題」を作成する場合には、これについても原稿提出の前に他の執筆資格者との読み合わせを行ってください。
(3)研究ノート・クロニック(ともに日本語)
4000 字以上 4800 字以内(A4版 2頁以内 注を含む)。
原稿提出の「前」に、他の執筆資格者 1 名と内容・形式について読み合わせをおこなったうえで最終稿を作成するものとします。
■ 収録予定論文数
- 掲載可能論文が 2 編以下の場合、掲載が次の刊行時に持ち越される場合があります。
■ 掲載までの手続きに関する注意事項
- 投稿は未発表原稿に限りますが、口頭で発表されたものは可とします。
- 重複投稿が可能な組み合わせは「論文(または研究ノート)」と「クロニック」の場合か、「論文(または研究ノート)」と「翻訳」の場合です。
- 「論文」と「研究ノート」の重複投稿は認められません。
- 応募論文を関係教員 2 名が査読し、十分な水準を満たしている論文を掲載します。
- 『レゾナンス』は、すべての部門について独自の「統一表記」を設けています。(詳細は応募申込をした方に後日配布される「統一表記マニュアル」参照。)
- オープンアクセスの査読誌であるため、掲載誌・抜刷等の配布はおこないません。
- 図版の権利関係によってはサイト上に図版が掲載できない場合があります。
■ 執筆者負担金
- 「論文・翻訳」執筆者の負担金は 5000 円、「研究ノート・クロニック」執筆者は 2000 円。いずれも図版の有無に関わらず一律です。公式ウェブサイトの維持費として使用させていただきます。
■ 応募申込締切:2022年1月末日 必着
- 投稿希望者は、氏名、連絡先(電話番号・メールアドレス)、所属専攻、応募部門(論文・翻訳・研究ノート・クロニック)、標題(仮題で可。翻訳の場合には原著論文名の著者・タイトル、掲載媒体、頁数などの出典情報)、論文部門の場合は執筆言語、指導教員名を info13[at]resonances.jp ([at]を@に置き換えて下さい)宛に件名「投稿申込_氏名」として届けてください。
■ 論文部門 原稿締切:2022年4月26日(火) 必着
- 提出先:編集委員会メールアドレス info13[at]resonances.jp([at]を@に置き換えて下さい。)
- 「論文」執筆者は原稿中に、応募者氏名や応募者が特定可能な記述がないことを確認してください。
- 応募者情報(氏名・題・所属・メールアドレス)を別ファイルで添付してください。
- 編集委員会に Microsoft Word ファイルをメールにて送信。日本時間2022年4月28日(木)午前0時までに編集委員会からの受領メールが来たことを確認してください。それまでに編集委員会から受領の連絡がない場合は、メールが届いていない可能性がありますので、速やかに編集委員会メールアドレスまでご連絡ください。
- 査読により掲載が決定した執筆者は、必要に応じて修正を行い、最終原稿を7月下旬に提出することになります。
■ 研究ノート・クロニック・翻訳部門 原稿締切:2022年7月下旬
- 7月までに最低1回の読み合わせを行ったうえで、最終原稿のMicrosoft Wordファイルを、編集委員会あてにメールにて送信。
- 「翻訳」を提出する際には、かならず著作権に関する了承を得たことが確認できる書類の写しと翻訳対象の原文をPDF形式で添えて提出してください。
- 詳しい提出方法と提出締切については、2022年5月頃までに連絡します。
■ 今後の予定
- 2022年 2月下旬執筆要項・統一表記マニュアルをメールにて送付
- 2022年 4月26日【論文部門】原稿締切
- 2022年 5月下旬【論文部門】査読結果の通知
- 2022年 7月下旬【全部門】最終原稿を提出
- 2022年 8月〜9月執筆者による合計2回の校正作業(メールでのやりとり)
- 2022年 11月公式ページにて論文公開
著作権について
本誌に掲載された論文などの著作権は、執筆者に帰属するものとします。他誌で論文などを転載、翻訳することを希望する場合、許諾の必要はありません。なお、掲載された原稿は図版等の著作権上の問題がない限り、『Résonances』の公式サイトならびに東京大学学術機関リポジトリ上において公開することを前提としています。
※お問い合わせ先
E-mail : info13[at]resonances.jp([at]を@に置き換えて下さい。)
〒153-8902 東京都目黒区駒場 3-8-1 東京大学教養学部フランス語・イタリア語部会
『Résonances』第 13 号(Web 版第 3 号)編集委員会